「学芸会のような演技」と
「ハリウッド俳優のような演技」。
その大きな違いは何かといったら、
「リアリティ」があるかどうか。
もっと言うと、
「役の状態を表現しているだけの演技」と
「役を生きる演技」の違いです。
ハリウッドの名優のように
役として本当にそういう人が
いるような演技ができるようになりたい
と思っている人はたくさんいます。
でも、その方法って謎ですよね。
その為にはどうしたら良いのでしょう?
今日はその
「役へのアプローチ」
についてお話します。
役の感情を表現する、
誰かの演技のモノマネで演技する、
感性と感覚で演技する、
アイディアで演技する・・・
これらはどうしても薄っぺらく、
嘘くさい演技になります。
本当の役へのアプローチは、
外面ではなく、
その根幹から探っていきます。
人にはそれぞれ異なった
「価値観」を持って生きています。
価値観の違いが
生き方や思考の違いを生み、
人生の違いを生んでいるのです。
役へのアプローチは
ここを重点に探っていきます。
つまり、
役の価値観を
自分の価値観に変えていくこと、
そしてそれを正当化させていくのが
「役へのアプローチ」のスタートなのです。
価値観は
行動や思考の源泉です。
この価値観から
感情、行動、反応が
生れているのです。
人生の価値観は
全部で7つの領域に分かれます。
人はその中のどれかを
重視して生きているのです。
1.心と精神性
2. 知性
3. ビジネス
4. お金
5. 家族
6. 社会・人間関係
7. 身体
人はこの中のどれかを
一番重要だと感じて
生きています。
価値観が違うから
考え方も行動も
思考も正解も異なるのです。
「役へのアプローチ」とは、
役の価値観を自分の価値観に
変化させていくことです。
ハリウッドの名優たちが
一つの役をやるのに、
2年も3年もアプローチに
準備をかけるのはこの為です。
それが
スタニスラフスキーシステムや
メソード演技といった
世界標準の演技メソッドの
常識です。
「じゃあ、どうやったら良いの?」
その方法もアプローチ方法はすでにあります。
このアプローチの順番に
役の事を考えて、
自分の価値観と
つなぎ合わせていく事ができれば、
役の思考で演技を
することができるようになります。
そうすると、
台本に書いてあるセリフなのに、
生きた即興性を感じられるリアルな言葉に
聞こえてくるようになります。
観ている観客はまさに
そういう人が目の前にいて、
その場で何かが起こっている事を
目の当たりにしたような感覚になります。
実際にこの方法を教えている
「ガチで本気の演劇ワークショップ」に
参加されている生徒さん達は、
このアプローチにそって準備しただけで
みるみる演技が変わっていっています。
よくある演技レッスンのように
ペライチの台本を渡されて
即興で演技をさせられて
それに対して良い悪いをジャッジ
されるだけのものも悪くはないですが、
それだけでは
「役を生きる」演技には
ほど遠くなってしまいます。
なんば講師が演技コーチをつとめる
「ガチで本気の演劇ワークショップ」
では、その「役へのアプローチ・テンプレート」を元に
役を生きる方法を教えています。
嘘くさくなく、
本当に役として存在できる
「生きた演技」ができるように
なるアプローチ法があるのです。
あなたもこの方法を
手に入れてみませんか?
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ということで、
役を理解するためのスタートは
「価値観」の7つの領域に
注目してみましょう!
というお話でした!