今と同じことをやりながら
今の自分以上の結果を求める。
それはナンセンス以外なにものでもない。
今日は「変人」の話をします。
ちなみに「変態」ではなく、
「変人」ですw
目次
● 世の中を変えているのはいつも「変人」
世の中で突き抜けている人って
結局「変人」が多いんですよね。
つまり、
周りと同じことだけをやらない人、
目指すゴールの為に
いろいろな手段や道を
試しながら挑戦し続ける人。
たとえば、
万能の天才と言われた
「レオナルド・ダヴィンチ」
![](http://enjiru.com/wp-content/uploads/davinci01.jpg)
「モナリザ」をはじめ
絵画などでものすごい功績を出していますが、
実は全て数学に置き換えて考えていたそうです。
周りの多くの人は
絵の表現方法とか、テクニックだけを
学んでいたのに対して、
「レオナルド・ダヴィンチ」は
数学にとても興味関心を持ち、
それを絵画や彫刻、発明などに
置き換えたのだそうです
また、
「スタニスラフスキー・システム」を
創始したスタニスラフスキーは、
当時
「演技とはインスピレーションから来るものだ」
という認識が一般的だったのに対して、
「普通の人でも名優になれるスイッチは
どこかにあるんじゃないか?」
と探し求めてこだわり続けた人なんですよね。
![](http://enjiru.com/wp-content/uploads/stanis.jpg)
それがスタニスラフスキー・システムになり、
アメリカで「メソード演技」になり、
世界標準の演技メソッドにまでなったのです。
● 他人と同じことをやっても突き抜けない
ここからみてもわかるように、
周りの人達がやっているようなことを
同じくらいの熱量で頑張ってみても
その世界で突き抜けることは非常に難しいでしょう。
周りと同じ練習をしながら
突き抜けた成果を出すのは
並大抵のことではないのです。
例えば、
声優や俳優の養成所に行っているとします。
![](http://enjiru.com/wp-content/uploads/audition-1.jpg)
でも、
そこで教わる事だけをやっていたのでは
なかなか周りと差をつけることは難しいでしょう。
発声練習、滑舌、エチュード、
ダンス、ストップモーション、
ペライチの台本の演技
などが一般的な養成所では行われていますが、
それだけやっていても、
他を抜きんでる演技力はなかなか身につきません。
みんながやることをこなす上で
さらに何をやるかなんですね。
その裏で
他と違うことをやってみるのです。
他の人がやっていない練習法や考え方を
学んでみるのです。
そこにたくさんのヒントが隠されています。
● 「好き」にこだわって良い!ルールは無い!
日本人はとかく型にハメたがります。
「こうじゃないくちゃいけない」という
思い込みが強い人が多いのです。
「演技レッスンとはこういうものだ。」
「演技はこうあるべきだ。」
と型にハメてしまったら
他の可能性をダメにしてしまいます。
レオナルド・ダヴィンチが
絵画に数学を求めたような思考は
生れることはないでしょう。
自分の好きなものにもっと
こだわって良いのです。
それをもっと昇華させるために
型を外してしまって良いのです。
あなたが求めるゴール、
求める状況に行き着くには
いろいろな道があり、
いろいろな方法があります。
一つではないのです。
だからいろいろと挑戦することです。
「好きな事」だからこそ
いろいろ挑戦ができます。
それが一つの才能といえるでしょう。
あなたも世の中を変える
「変人」になっていきませんか?