観客は演技のどこを見ているか？

こんにちは。
演技力向上プロデューサーの並木です。

これから春の公演や発表会に向けて
演技の稽古をやっている方も多いと思います。

今日はその中で、
観客は演技のどこを見ているか？

どこを見て「おもしろい」「おもしろくない」と感じるか？
を見ていきましょう。

・リアリティがある
・リラックスしている
・発声・滑舌が明瞭

これはあって当たり前。

その上で観客は
どこを見ているのか？

人によっては
セリフ回しがうまい、
表情が豊か、

といった個人プレイに
注目するんじゃないか？
と考える方もいるかもしれません。

でも、観客側からすると
個人プレイが目立っていても、
全体的なアンサンブルがバラバラ
だったら興味をひきません。

じゃあ、
観客はどこを観ておもしろい！
と感じるのか？

それは
セリフを言っている役者ではありません。

セリフを聞いている側の役者が
どう反応しているのか？

ここに興味あるのです。

相手のセリフを
この役はどう受け止めて
どう反応しているのか？

瞬間瞬間の反応をみて
面白いと感じるのです。

ただし、
この反応もあらかじめ
考えておいた反応のアイディアを
形で表現していたら、速攻バレます。

だから「リアリティ」が大事なのです。
一瞬一瞬を大切にすることです。

役として
「はじめて聞いた言葉」
「はじめての状況」
として毎回感じる事です。

新鮮さが大事なのです。

一番ダメなのは、
自分のセリフが無い時は
休憩しているパターン。

形だけ適当に演技して
聞いてるフリをしている人は
バレます。

セリフが無い時も
丁寧に演技をすることが大事です。

「神は細部に宿る」
といいますね。

こういった認識を深めて、
具体的な訓練をして、
瞬間瞬間に反応が
できるようになったら、

公演全体も「面白い！」と
感じてくれるし、
あなたの演技の評価も上がります！

こういった訓練や考え方は
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土曜クラス
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月曜クラス
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18：40～22：00（18：30開場）

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