こんにちは。
演技力向上プロデューサーの並木です。
舞台公演や映像の撮影で演技をしている時、
「棒立ちになってるよ!」と
注意されたことはありませんか?
演技をしている時は
セリフの事とかシチュエーションの事とか
相手のセリフに耳を傾けるとか、
やるべきことがたくさんあります。
そうなると、頭の中が
ごちゃごちゃしてきて
あれもしなきゃ!
これもしなきゃ!
とめまぐるしく忙しくなります。
そうなると、
頭で考えれば考えるほど
動けなくなる・・・
動けなくて
棒立ちになった状態で、
段取りだからということで、
移動しようとしたりすると、
足の筋肉が固まってしまっていたりするので、
ぎこちない歩き方になってしまう。
その結果、
「あの人の演技ロボットみたいだね」
といわれてしまう。
結構、俳優のあるあるです。
自分がセリフをまくしたてている時、
その場の中心になっている時は
そこまで気にならないですが、
聞いているだけのシーンとか
セリフがない時間が続くシーンとかは
よくあることなんです。
じゃあ、どうしたらよいかというと、
「その場で頑張ろうとしても無駄」です。
なぜなら、
頭でこうしようと思っても、
普段からそういった訓練をしていなかったら、
身体が動いてくれないからです。
だから、私たちの演技メソッドでは、
そういうことは無意識にできるまで訓練します。
無意識にできることが増えて、
それがすべて演技を妨げるもの対策になっていたら、
演技をする時が楽になります。
集中すべきことが絞られていくからです。
そうすると演技がしやすくなり、
役として本当に集中すべきことに
集中できるようになります。
私たちの訓練では毎日
リラクゼーションの訓練を行います。
その時にこの「棒立ち対策」も
一緒にやってしまうのです。
「床を掴まない」
軽やかにヒョイヒョイと
足が上げながらやっていく。
それを重ねていくと
舞台上でも収録でも
自由に自然に動けるようになるのです。
演技において重要なことは、
演技に必要なことをいかに
無意識化に浸透させていくか。
これができるようになったら、
演技の質はもっともっと
上がっていくと思いませんか?
ではまた!
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