こんにちは。
演技力向上プロデューサーの並木です。
先日久しぶりに下北沢の本多劇場に行きました。
加藤健一さんと竹下景子さんの二人芝居。
若者の街と思っていましたが、
実際に劇場の観客はほとんどが60歳以上でした!
それもそのはず。
芝居の題材は老人ホームだったから。
自分のシチュエーションに近い人が来るんですね。
約2時間の会話劇。
ものすごいセリフの量です。
さらにコメディなので軽やかに
演じないといけない。
しかもそれを約10日間の公演で
繰り返さないといけない。
これをこなせるのがベテランですね。
安定の演技でした。
ちなみに、加藤健一事務所は
ガチで本気の演劇ワークショップを行っている
江古田にあって、たまに稽古場を
使わせてもらっているので、
観に行ってみた次第です。
演技をするとなると、
いろいろなことに意識を向けないといけません。
・役のシチュエーション
・シチュエーションの雰囲気、空気感
・相手役との交流
・セリフ、演出
・オープンとリラックス
・リアリティ
・軽やかに
![](http://enjiru.com/wp-content/uploads/love-story-gcb9872704_1280-300x225.jpg)
実は、一つの演技をするにも
クオリティを高めようと思ったら
これらの事はやらないといけないのです。
中でも「軽やかに」というのが
なかなか難しいんですよね。
一生懸命演じようとするほど「重く」なってしまう。
コメディなのに、
重すぎてホラーになってしまう・・・
なんてこともよくあります。
その原因の一つは
こちらのYouTubeでもお伝えしている
緊張が原因です。
↓
https://youtu.be/vkkAysJ46dE
「軽やかさ」は思い込むだけでは難しい。
だから訓練が必要なわけです。
それを合理的な訓練法にしたのが
ガチで本気の演劇ワークショップで扱っている
演技メソッドです。
演技をする時は最低限、
・役のシチュエーション
・シチュエーションの雰囲気、空気感
・相手役との交流
・セリフ、演出
・オープンとリラックス
・リアリティ
・軽やかに
が必要となります。
これをどう訓練しているのか?
どうリアリティを生み出していくのか?
ガチで本気の演劇ワークショップに参加されると
そのヒントがたくさん得られるはずです。
是非こちらも参加してみてくださいね。