昔、小学校とかの演劇とかで
「もっとセリフに感情をこめて」
なんて教えられたものです。
感情をこめる?
そんな感情ができてないのに?
これって良く考えてみるとおかしなものです。
「そのこめる感情はどこから来るんですか?」
ということです。
感情はこめるものじゃないと思います。
こめようとした感情はウソの感情です。
なぜなら作り出そうとした感情だから。
こういう考えはまず「セリフありき」の考え方ですね。
セリフがあって、次に感情みたいな。
「You、セリフで感情表現しちゃいなよ☆」みたいな?
セリフの言い方で、感情を表現しちゃおうぜ☆みたいな。
でも、それやってると訳わかんなくなります。
頭でっかちになります。
頭でばっかり考えるようになってしまいます。
そして、形としてはなんとなくそれらしいんだけど、観客が見て何も残らないお芝居になってしまう危険性があります。
観客は形が見たいんんじゃないんです。
心を動かされたいんです。
じゃあ、どうするのかというと
まずは感情ですね。
感情の流れ
思考の流れ
その流れにセリフを乗せていくだけです。
この「乗せる」というのが一番重要です!