まもなく
オリンピックがはじまっていきます。
スポーツの世界で
「トップ・アスリート」
と言われている人達には
共通点があります。
それは
「素直な負けず嫌い」
「負けず嫌い」というのは
勝負の世界では
必要不可欠な要素です。
ただし、
この「負けず嫌い」も
「自分勝手な負けず嫌い」と
「素直な負けず嫌い」が存在します。
「自分勝手な負けず嫌い」は
とにかく負けたくない一心で
我流で何とかしようとする人。
コーチやトレーナーから
何か言われても
素直に聴かずに
自分がやりたい事しかやらない、
素直にやらずに自分流のアレンジをしてしまう。
自分が発見したことにしか
価値を感じない。
そうなると
変な癖が付いたり
独りよがりになっていきます。
当然やることに
「ムラ」ができるので、
思うような結果は出ません。
一方、
「素直な負けず嫌い」は
勝つ為に周りのあらゆるものを
利用します。
信用できるコーチ、トレーナーを
置いて言われたことをよく聴きます。
「結果を出す」という
目標一点の為に素直にやります。
「同じ失敗」「同じミス」を
繰り返さない為に
その対策を何度も何度も
繰り返し練習します。
言われたことを
徹底的に
意識の無意識化を
行っていきます。
だから記録が伸びるし、
成果が出るのです。
これは俳優にも
同じことが言えます。
俳優の仕事は
「役を生きる」ことです。
その為に
役へのアプローチ法があり、
俳優の訓練法があり、
演技テクニックがあります。
スポーツ選手の場合は
勝つか負けるかですが、
俳優の場合は
「観客」からの「評価」です。
身近なところでは
「演出家」や「監督」からの
評価となります。
演技の世界でいう
「負けず嫌い」というのは、
ライバルを蹴落とす
ということではなく、
「同じ失敗を繰り返さない事」
「同じサジェスチョンを貰わない」
ということです。
その為に
「負けず嫌い精神」を発揮するのです。
ある演技クラス受講生は
演技講師から
「あなたは猫背で姿勢が悪いよ」
と言われました。
次の日には整骨院に通って
骨盤矯正し、
本屋で姿勢矯正の本を
数冊買い求めました。
さらに腹筋、背筋、スクワットを
日課にしていました。
それ以降は
「姿勢が悪い」とは言われなくなりました。
ある演技クラス受講生は
演技講師から
「あなたは顔と背中が硬いよ」
と言われました。
次の日から徹底的に
顔くずしや背中のリラクゼーションの
訓練を繰り返しました。
その結果、その受講生の
演技エクササイズの質は向上し
それが演技にもよい影響を
与えてくれるようになりました。
またある演技クラス受講生は
演技講師から「あなたの演技は冷たい」
と言われました。
次の日にはボランティア先を探して、
ホームレスのサポート支援を始めました。
何回もボランティアに参加することで
自分の奥底に合った「優しさ」「思いやり」に
気付くことができました。
結果、演技も大きく変わり、
優しさと温かみが出るようになりました。
● 同じサジェスチョンをされないように全力を尽くす。
● その上でコーチやトレーナーからのアドバイスを素直に聴いて実践する。
こういう人が一番伸びます。
逆に一番伸びないのは
「言い訳する人」
「責任転嫁する人」
「我流を突き通す人」
演技においては
「正しい理論と実践法」を
教えてくれるコーチ、
そしてその実践環境が
必要不可欠です。
目先や小手先ではなく、
本質的な事を教えて
トレーニングしてくれるコーチを
見つけることをお勧めします。
7月からスタートする
「ガチで本気の演劇ワークショップ」では
まさにその環境を用意しています。
ここに参加される方は
「素直な負けず嫌い」を意識して
訓練をしていくとビックリするくらい
上達していきます。
↓
今日はここまで。
ではまた!!
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