あなたに質問です。
あなたの脳みその値段はいくらですか?
「え?どうしたんですか並木さん。
とうとうおかしな質問が出るくらい何かあったのですか?」
いやいやそうではありませんw
今、あなたの専門分野や専門知識にどれくらいのお金と労力をかけてきましたか?
ということです。
つまり、脳みその値段と言うのは
それまで学んできた専門知識とそれに伴う経験です。
私の周りでもこの意識を持っている人が非常に多いです。
自分の専門分野の知識や経験にお金や労力を賭けられない方は
そもそもあまり成功していません。
なるべく無料で・・・
なるべく大変なことはせずに・・・
なるべく時間をかけずに・・・
という思考が強い方は
非常に浅い所ばかりをぐるぐる回っているだけで
ほとんど進歩しません。
世の中の一流のプロ、
一流の専門家という人達は
常に自分の勉強にお金をかけ、
そして経験にお金をかけています。
ハリウッド映画俳優の「ジョン・トラボルタ」さんと言う方がいます。
サタデーナイトフィーバーとか
グリースで一躍大スターになった人ですね。
彼が駆け出しの頃
なけなしのお金で一流レストランに行き、
そこでスープだけを頼んで一流の雰囲気や
人間というものを感じ取っていたそうです。
スープだけでも飲み会に一回行って使う額くらいだったそうです。
かたや同期の友達などは飲み屋で遊び、
かたやトラボルタさんはその分のお金を
一流レストランでの食事体験に使った。
それがその後大きな差になっていったんでしょうね。
これを「振り子の原理」と私は捉えています。
どういうことかというと、
自分の未知の世界やなじみの薄い世界に入り込むと
今までと大きなギャップが生まれますよね。
脳はその差を埋めようとなんとか進化しようとするのです。
さらに「そこにお金を使った」という経験があると
それがある種のストレスになって、
そのマイナスを取り戻そうと思って必死になるのです。
逆に今と同じような馴染みの有ることだけをやっていると
ギャップがほとんどないので、脳は進化する必要はありません。
だから何も変わっていかないのです。
しかも、無料だけでなにもかもを過ごしていると
どんなに価値のあるものでも、価値を感じなくなります。
「脳みその値段を上げる」ということをあなたに提案します。
今のあなたの脳みそはいったいいくらですか?
じゃあ、その脳みそをもっと高級品にしていくには
何が必要でしょうか?
自分の専門分野、
やりたい事に関してはケチらないことです。
他の部分はケチっても
自分が決めた事、自分がやりたいと思った分野には
どんどんお金を惜しまない事をお勧めします。
なぜならそれが何倍にもなって自分に戻ってくるからです。
まさに自己投資が一番費用対効果が高いと言われている所以です。
ではまた!