俳優、女優、声優それぞれの演技者には
演技を上達させていくにも5つ段階があります。
今日はその5つのステップをご紹介します。
今、あなたはどのステップでしょうか?
Step1
演技をするのが楽しい。
表現するのが楽しい。
Step2
本番などを経験して奥深さを知る
より興味が出る。もっとやりたいと思う。
もっと上手になりたいと思う。
Step3
いろいろ経験をしていくと思うようにいかないことに気付くようになる。
自分なりに試行錯誤するようになる。
形だけマネをしても解決されない問題がたくさんあることに気付く。
Step4
「演技のちゃんとした基礎」が必要だということに気付く。
※これは、発声や筋トレといった体作りではありません。
この頃から演技の本などを読むようになるが、演技書は難しくてわかりにくいので苦戦する。
そしてこの段階で
「ちゃんとした演技の先生につかないと駄目だな」と気づくわけです。
ただ、そこに気付いても、こういう人がでてきます。
「でもやっぱり自分でやれるところまでやってから、人に教わろう」
ハッキリ言って、これが一番危険です。
なぜかというと、目隠ししたまま歩き回っているようなものだからです。
「我流」でやれるところまで頑張ってしまうと、
逆に変な癖がついてしまって、
いざどこかの先生に教わろうと思った時にその癖をとることから始めないといくなります。
つまり2重の手間になってしまうからです。
是非、あなたに覚えておいてもらいたいことは
「他力 ⇒ 自力」の順番です。
「自力 ⇒ 他力」の順番ではありません。
まずはすでにその道で結果を出している人から教えてもらったうえで
自力で120%努力をしていくことが最短で結果を出すことです。
これは私のセミナーでもお伝えしていますが
成功する人は必ず「他力」をうまく使っているのです。
教えてくれる先生というのは
その道のプロになる為に何十年もたくさんの自己投資をして、
たくさんの失敗や成功を味わい、試行錯誤や訓練を重ねて今に至るわけです。
その時間と労力の集大成を教わることができるので
これを使わないのは非常にもったいないのです。
自力だけで頑張ろうとすると
もしかしたらお金は節約できるかもしれませんが
膨大な時間がかかります。
時間=命
ですので、一度使った時間は取り戻すことはできません。
是非あなたの「時間」の価値を意識するようにしてみてください。
ちなみにStep5は何かというと・・・
Step5
適切な指導の元、訓練を積み重ねて、演技上達の筋道を見つけて訓練をしだす。
自分で自分を客観的にチェックできる能力が増し
よりよい演技ができるようになる。
演技の楽しさはStep1の頃の100倍以上になる。
こういう俳優が日本にたくさん生まれたら面白いことになりそうですね!