なぜ、イメージできるのに演技に表れないのか？

こんにちは。
演技力向上プロデューサーの
並木です。

ガチで本気の演技ワークショップを
やっていて、多く寄せられる悩みが

「頭では分かっているつもりなのに、伝わらないと言われる」

「自分ではやっているつもりなのに、できていないと言われる」

というものです。

つまり、
頭のイメージと実践のギャップに悩んでいる
ということなんです。

じゃあ、これは具体的に
どうやって解決していったら良いのか？

そのことについて
ビデオにまとめました。

ご覧ください。

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▼　わかっているのに演技に表れないのはなぜ？

よく、演技の初心者の頃は
台本に感情を書き込んだり、
動きや表情を書き込んだり、
関係性を書き込んだり、

テスト勉強さながらの
台本分析をしたりする人も
多いですよね。

台本の内容については
雄弁に語れて、
ものすごく理解しているのに、

実際の演技になると

「・・・あれ？」

ということがよく起きます。

もしかしたら
「ドキ」としている人も
いるかもしれませんね。

それはなぜか？

「イメージしたことを
身体に素直に表せられる訓練を
していない」

ということです。

いくら、
平泳ぎについてイメージトレーニングしても、
一回も泳いだことが無い人が
プールに飛び込んだだけで
綺麗なフォームでオリンピック選手並みに
泳げることはありませんよね。

それこそ無様な泳ぎ方に
なるかもしれません。

なぜなら訓練していないから。

つまり、演技も同じで
いくら頭でわかっていても
それを実践できる訓練をしていなければ
単なる絵に描いた餅でしかないのです。

じゃあ、
具体的にどんな訓練をしたら良いか？
といったら、

心と身体を直結させる訓練なわけです。

心と身体のリラクゼーションだったり、

想像上のものを実感に落とし込む五感の訓練だったり、

想像したものが体に自然に表れるイマジネーションの訓練だったり。

だから
演技を上達させよう！と思って

走り込みや筋トレ、柔軟、発声練習、
ダンス、殺陣、エチュードなどを
一生懸命やったところで
本当の意味での演技力に結びつかないのは
そういった理由だからです。

結局、
どんなに情熱があって
どんなに熱心に取り組んでいても
努力のベクトルが違っていると、

行きたいゴールには行き着けません。

是非あなたも
こういった観点から
演技の訓練を考えてみて下さい。

この訓練を積み重ねていった先に
あなたと役が同化して、
台本に書いてある事が心から言いたい事になって、
演技中に心と思考が完璧に動いて、
共演者、スタッフ、観客を巻き込んで
一つの世界を作り上げる「奇跡の瞬間」に
行き着くことができるわけです。

「奇跡の瞬間」は俳優人生の中で
最も貴重で最高の体験だと言われています。

是非あなたも
そこを目指してみませんか？