もし、
あなたがより演技の幅を広げて
表現力豊かになりたいのであれば、
「体験至上主義」に
なることをおすすめします。
頭で考えたり、
本やビデオを見るだけでは
刺激は少ないのですが、
体験をすることによって
五感と感情を刺激されるので、
大きな引き出しになるのです。
例えば、
海を全く見たことがない
ジャングルの奥地で暮らしている子供に
「海の絵を描いてごらん」
といったら、
正確な海を
表現できるでしょうか?
逆に
離島などで暮らしている
子供に海を描かせたら
どうでしょうか?
つまり、
知らないものは表現できない、
感じたことがないことは
伝えられないのです。
例えば、
演技のシーンで
失恋のシーンが
あったとします。
でも、
恋愛も失恋もしたことが
なかったら、深い演技は
なかなか難しいですよね。
表面的な表現は
できるかもしれませんが。
誰でもできるような
表面的な浅い演技よりも
ハリウッド俳優たちが
やっているような
深く人間味あふれる演技が
できるようになりたかったら、
どんどんいろいろなことに挑戦して
体験を重ねていくことが重要です。
「芸の肥やし」というのは
簡単に言うと、
人生経験です。
いろいろな体験です。
その経験や体験が深く、
いろいろな引き出しがあれば
表現力は高まっていくのです。
あなたが
やってみたい!
行ってみたい!
と思うものは貪欲なほど
挑戦することをお勧めします。
時間は待ってくれません。