舞台や映像での演技の時に必ず訪れるのが
「セリフを覚える」という作業ですよね。
「セリフを覚える事さえなければもっと楽しいのに・・・」
なんて思ってませんか?
とはいえ、セリフを覚えるのはとても大変です。
とにかく長台詞がたくさん続く役となったらもっと大変です。
「頭の良い人はすぐに覚えられていいなあ」
実は頭の良し悪しって記憶にはあまり関係ないみたいです。
ちゃんと脳の仕組みを知って、それをうまく活用している人が良い結果を生み出しています。
じゃあ、どうやって記憶したら良いのか?
そのヒントは記憶術の最高峰の人達がどうやっているかを知ると良いですね。
「世界記憶力選手権」という大会があるんです。
毎年記憶術の猛者たちが集まって世界一を決める戦いなのですが、
実は出場者たちの方法に圧倒的に共通していることがあります。
何だと思いますか?
それは「視覚イメージ」を使うということです。
つまり文字を文字として覚えないで
視覚イメージを覚えて
それを吐き出す時に言語化する
という方法。
例えばこんな問題があったとします。
「世界のコーヒーの産地ベスト3は
一位 ブラジル 二位 ベトナム 三位 インドネシアです」
例えばこれを覚える時にイメージにしてしまうのです。
ブラジルといえばサッカーだからサッカーボール
ベトナムのイメージはアイザイ
インドネシアは島国だから島
これを
「島にサッカーボールを手にしたアイザイを来た人が立っている」
イメージをしてそれを覚えてしまうのです。
文字を覚えるよりもインパクトが強いですから
覚えやすいのです。
そしてもう一つ言うと、「その内容に興味を持つ」ということです。
興味を持ったことには集中しますので、より効率的です。
そして反復して繰り返し覚える事。
是非あなたもこれらの事を参考にして
セリフ覚えを頑張ってみてくださいね。