自分で用意した感情では伝わらない

並木です。
演技の稽古も最初のうちはテンションも上がって
やる気に満ちていますが、
だんだんと自分のできない事や
演出家から言われたことが全然できなかったりすると
だんだんとテンションも下がってどんよりしてくる人もいるかと思います。
公演の稽古をすると一人か二人は必ずそういう人が出てきますよね。
それが他人事ではなく自分事だと
悩みは一層深くなるわけです。

「自分には才能が無いんじゃないか?」
「自分には向いていないんじゃないか?」

と悩む人もいるわけです。
でも、ここで一つ言っておきましょう。
演技はある一定のレベルに来るまでは才能は必要ありません。
訓練と技術で誰でも上手になれます。
多くの人は
「演技は才能がある人がやるもの」
と思い込んでしまっているんですね。
だからちゃんと勉強をしようとしない人が多いんです。
感覚だけでやろうとしてしまっているから。
その一つとして「感情表現」の問題があると思います。
演技をするうえで「感情を扱う」ことは必須項目なのですが
この「感情」に対する認識が間違っていると
いつまでたっても空回りの演技をしてしまうのです。

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役をもらった!
台本をしっかり読んだ!
ストーリーの流れを掴んだ!

そのあと多くの人がやることは
セリフの感情を考えてしまうんです。
そして考えたとおりの感情を「表現」しようとしてしまうのです。
実はここに落とし穴があって
自分で考えて表現する「感情」は独りよがりになりがちです。
つまり
「自分では一生懸命表現しているつもりなのに空回りしている」
 
「一生懸命やっているのはわかるんだけど、浮いてる」
 
「ああ頑張ってるねしか感想がない」
という悲しい演技になってしまうのです。
じゃあ、どうしたら良いの?
そこをしっかりと学んでいきましょう。
全ては答えがあるのです。
その多くのヒントが隠されているのが
世界標準の演技メソッドの中に隠されているのです。
スタニスラフスキーシステムやメソード演技をはじめ
世界標準と言われている演技メソッドの中には
「感情を作る」という考え方はありません。
なぜなら「感情」は「作るもの」では無く「生まれるもの」だから。


「感情が生まれる」

ように交流の中から導いてあげるようにすることが大事なのです。
ただしこれも頭でわかっていても体でできなければ意味が無いので
しっかりと訓練が必要です。

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