こんにちは。
演技力向上プロデューサーの並木です。
少しでも演技が上手になろうと日夜良い方法は無いかなと探したり、
いろいろ試してみている俳優、声優の方も多いと思います。
今日はそういった俳優、声優の方の為に
演技の自主練習で気を付けるべき3つのポイントについてお伝えします!
【演技の自主練習で気を付けるべき3つのポイント】
はこちら!
●1 演技者同士で演出をしあわない
●2 演技を振り付けない
●3 自分の演技をきめてかからない
まず見ていきましょう!
目次
●1 演技者同士で演出をしあわない
台本をもらった人同士にありがちですね。
稽古以外で相手役同士で練習しあう時。
演技をしていると、
自分がやりやすいように相手に注文を付けたり
勝手に演出指導をつけたりしがちです。
「もっとそのセリフは強く言って」
「その時にもっと嫌な顔をしてくれないと」
でも、これをやってしまうと「紋切型の演技」のワナまっしぐらです。
単なる形だけの演技になってしまうし、なにも生まれてこない作り物感が満載の演技になります。
しかも、演出ではない役者が勝手に演出するので周りを余計混乱させます。
相手からもらえないのは、
自分のオファーとアクセプトの問題だったり、俳優の楽器の問題だったりするのです。
役についての認識とか、内面の気づきなど役の行動や行為についてディスカッションするのは良いですが、自主練でお互いの演技自体に口を出すのはやめたほうが良いです。
●2 演技を振り付けない
初心者はよくやりがちです。
自宅で一人で自宅練習している時、
ここはこう動こう。
ここはこう反応しよう。
ここはセリフをこう言おう。
などなど、演技に振り付けてしまうパターンです。
でも、それは結局自分の頭の中で考えたものなので、稽古で相手役とかみ合わなかったり、「1人で何かやってる人」に陥ります。
新鮮味も全くなくなるので、「遠くで演技をやっているよう」に感じられてしまいます。
リアリティの伴わない形だけの演技は卒業しましょう。
●3 自分の演技をきめてかからない
これも初心者にはよくあるパターン。
「台本には「!」がついているから大きな声で強く感情的にセリフをしゃべろう!」
「このシーンは怒ってるシーンだから怒っているポーズをいろいろやってみよう。」
台本に書かれている事をストレートに
表現しようとして決めてかかってしまう。
でも、人ってそうじゃないんですよね。
心の中では怒りが煮えくり返っていても、周りの状況やキャラクターによって表し方が違います。
怒っていても、
なるべく爆発させないように抑え込んでいたりとか、
まだ関係性が薄い人には、怒ってはいても何事もないように接しようとしたりとか、
それがリアリティになるんですよね。
これは周りの状況、他の役からの投げかけによって生まれてくるものは変化していきます。
そこから化学反応が起こって人を引き付けるようなリアリティが生まれてくるのです。
これを遮ってしまうのが「演技の決めつけ」。
演技に柔軟性を持ちましょう。
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以上、この3つは
演技の初心者はもちろん、
中級者であってもやっていたりすることがあるので気を付けましょう。
俳優は一生涯「紋切型の演技」との闘い
と言われています。
ちょっと油断すると形だけのリアリティの伴わない演技に陥ってしまいます。
是非そこを気を付けていきましょう。
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