「努力なんてしたって無駄」
「努力なんてダサい」
「自分が本気出せば、努力しなくてもすごい演技ができる」
人によっては「努力」について
「めんどくさい」
「大変」
「ダサい」
「才能が無い人がやる物」
みたいなイメージを持っている人って
実は結構いると思います。
これって
「中二病」ですw
目次
◆ 「努力なんて意味がない」という人々
世の中には、
「否定」することで自分をアピールしたい人々、
コツコツ努力すること、
継続的に一つの事を学び続けることは、
「ダサい」と感じる人はいるようです。
「本当に才能があるのなら、
努力しなくてもうまくできるはず。
それが本当の才能だ」
「努力は確かに大切かもしれないけど、
結果を保証してくれないんだったら、
最初から努力しないほうが合理的じゃん」
「今の自分はまだ結果を出してないけど、
それはまだ本気を出していないだけ。
本気を出したらきっとすごい結果を出せるはず。
でも、まだ時期じゃないから本気は出さない」
こんな風に、
一見「正しい」とされていることを、
否定することによって自分をアピールする人って
周りにいたりしませんか?
「否定」とか「批判」することで
何か意見を持っていたりするような印象を受けたりしますが、
もしかしたら「中二病」かもしれません。
●「中二病」とは?
中二病というのはラジオから生まれた言葉らしいですが、
要は背伸びをしたくなる中二くらいの年齢の時に
考えがちなことを考えてしまう状態ですね。
何かを否定することで自分を承認してほしかったり、
他とは違う自分をアピールして認めてもらいたかったり。
ネットの書き込みとかでもよく見かけますよね。
◆ 努力を否定すると自分を苦しめる
● 人には一貫性の法則がある
何かを否定したり、
批判することで
自分を認めてもらいたいと思っている人は
実は損をする人生を歩むかもしれません。
なぜなら人は
「一貫性の法則」に従って生きているからです。
つまり「努力」を否定する人は
「努力」ができません。
なぜなら、
「努力なんて意味がない」と言っている人が
努力をしてしまったら、自分の言っている事と
一貫性が無くなってしまうからです。
「リスク」を恐れて「挑戦」することを否定する人は、
目の前にチャンスが現れても挑戦することができません。
なぜなら「挑戦」することを否定していた自分と
一貫性が無くなってしまうからです。
自分が吐いた唾は自分に降りかかります。
● 若い時から否定していると人生の価値を半減させる
何かを批判したり否定することで
自分をアピールしようと潜在的に思っている人は
その後の人生もずっとそのように選択しがちになります。
これが若い時期からずっとだったら
人生の大半を浪費していますよね。
批判や否定からは
何も生まれません
何も生産しない人生を
歩み続けることになります。
そういう人って
あなたの周りにもいませんか?
斜に構えて
否定や批判ばかりする人。
普通の大人でもいますよね。
その人は「中二病」かも?
「努力」を笑う人は
努力ができません。
◆ 努力は報われない。でも結果を出している人は必ず努力している
● 努力は結果に比例しない
「努力は報われない」
これは残酷なようですが真実です。
「ベルトコンベア式にこれだけやったらこんな結果がでます。」
「あと何時間努力したら年収が2倍になります」
「全部で100日間練習したら帝国劇場で主演ができます」
「この声が出せるようになったら、明日から声優の●●さんと共演できます」
とか無いですよね。
得たい結果に向けて努力しても
それが叶う人と叶わない人は確かにいます。
ただし、
得たい結果を得ている人は
必ず努力をしています。
得たい結果を得ている人は
「努力している」ことが前提条件なのです。
あとはその「努力」の精度です。
● 間違った努力は間違った結果を生む
同じ努力でも
間違った発声法や、
間違った演技訓練を
一生懸命やっていても
望む結果は得られません。
演技を上手になろうとして
毎日走っている人や
ダンスを習いにいく人はいますが、
それらをいくら努力しても
演技は上手になりません。
足が速くなったり
踊れるようになるかもしれませんが、
役にアプローチしたり、
俳優の楽器の訓練の努力をしていなければ
望む結果に行きつきません。
努力をすることは大事ですが、
最初のスタート地点を間違えてしまうと
一貫性の法則で間違ったことを
ずっと続けてしまったり、
そのことが正しいと信じ込んでしまうのです。
◆ 結果を出す人は努力を楽しんでいる
● 結局は「好き」ということが才能
どの業界でもプロとか
超一流とよばれる人がいますが、
必ずみんな努力をしています。
しかも、それが嫌々努力しているというよりは、
練習や自分の成長を楽しんでいます。
そのことをやること自体が好きだから、
より深く研究しようと思うようになるし、
もっと訓練を重ねようと思うようになります。
本人は「努力している」と思っていません。
それをやることが当たり前、
生活の一部になっています。
演技の訓練もそうあるべきですよね。
超一流といわれる人の中には
「努力」を否定する人や
「努力」を笑う人は一人もいません。
● 努力を楽しめることが「才能」
「才能」って何かと言ったら、
「努力を楽しめる事」です。
「努力してるとは思わない」
「面白いから続けている。」
これが才能です。
小手先で即興で何かができることではなく、
「努力し続けられる事」こそが才能なのです。
ということは、
あなたの可能性はまだまだ
無限大ということです。
● 一流から学ぶことで努力が実る
努力を実らせたいと思ったら
やはり我流ではなく、
一流から学ぶことをお勧めします。
同じ努力で1時間費やすのも
我流で自分なりの練習で1時間と
超一流から学ぶ1時間では
その濃さが全く違います。
その努力が3カ月、半年、
1年、3年、10年と続いたらどうでしょう?
その差は大きく変わりますね。
スタート地点は同じでも、
誰から教わるか、
それをいかに努力して
継続するかによって
たどり着くゴールは全く変わります。
だから
「自分なりに勉強して
準備ができてから人から教わる・・・」
のではなくて、
最初から一流の先生の元に
飛び込んでしまう方が早いです。
そこで必要とされる「努力」を
積み重ねた方が無駄がありません。
ということで、
あなたも「努力」とか「才能」について
自分なりにもっと掘り下げてみてください。
中二病の心当たりのある人は
今すぐ卒業しましょう♪