誰に対しても同じトーンで演技をしている

こんにちは。
並木です。
あなたは演技の稽古などで
「誰に対しても同じトーンで演技をしている」
とか
「誰に対しても同じような演技しかしていない」
とダメ出しされたことはありませんか?
相手役を演じる人が変わっても
同じトーン、同じような表現をしてしまう。
相手が変わっても決まった演技しかしない・・・
相手役とぜんぜんかみ合っていない。
ロボットが演技しているみたい
みたいな。


ドキ!

とした方。
ご安心下さい。
そういう方は結構多いです。
そして、多くの場合「どうやったら良いか」を教えてくれる人は非常に少ないのです。
感覚的に「相手の演技を自分に映して、ねじ伏せるように演技をしよう」とか
「相手に自分を強く意識させて」とか言われてもよくわからない指導が多いんですよ。
結局講師自身も感覚的に学んできた人は
感覚的にしか教えられない。
具体的に体系立てて順番に教えられる人は
実は少ないのです。
だから、あなたが悪いのではありません。
ただ教えてもらってなかっただけ。
あなたがそれらを解決しないのなら、
体系立てられたものを順番に学び
必要なことを毎日訓練をしていくことで
それらの悩みを解消できるようになります。
じゃあどうしたら良いのかという
最終的に必要になるのは
「感じやすく表れやすい体」
「リラックスと感情のオープン」
「感応すること」
なのです。
多くの人はそういった訓練をせずに
いきなり演技をしようとするから
うまくいかないのです。
私はこれまで情報発信をする以前もふくめて
20年以上演技について学んできました。
そこで達した結論は
「俳優の楽器の訓練ができていなければ良い演技はできない!」
ということです。
「絶対に」をつけても良いでしょう。
もちろん先天的に「俳優の楽器」が良い人はいます。
でも、それは本当に稀なので、
その稀を目指してもしょうがないのです。
俳優の楽器で求められるものは
先ほどの3つです。
「感じやすく表れやすい体」
「リラックスと感情のオープン」
「感応すること」
演技をする際はリラックスをしていて
感じやすく表れやすくなっている。
そして、相手役の反応や一挙手一投足に自然な反応ができること。
それはもちろん、役のキャラクターや場面のシチュエーションという
フィルターを通しての反応です。素の反応ではないです。
モーメント・モーメントの
瞬間瞬間で「役の真実」が生まれていくこと。
これらは、文字だけでは伝わりにくいので
体を動かしながら一つ一つ覚えていくのがベストです。
そういう方は是非トップクラスの演劇ワークショップにご参加ください。
特に
「嘘くさくない演技をしたい!」
「深みのある人間味あふれる演技がしたい!」
「ハリウッド俳優のような実在するような演技をしたい!」
と思う方は大歓迎です。
演技が上達する答えはすでにあります。
それをあなたが
「知っている」か「知らないか」
そしてそれを
「やっている」か「やっていないか」
であなたの演技は大きく変わります。

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